【2020年版】1歳頃の赤ちゃんに注意したい食品添加物5選!!
初めまして管理人のヒツジです。
今回は赤ちゃんの食べ物について、生後12~18ヶ月頃は離乳食完了期と呼ばれ、大人とほとんど同じものが食べられるようになってきます。我が家でも1歳を過ぎたことから果物や子供向けのおやつなどを買ってきて食べさせるになりました。
子供が食べている可愛い姿を見てもっと色々なものを買ってあげたいと歯止めが効かなくなってくるなんていうこともありますが、ふとした時に食べさせてはいけないものってなんだったっけ?ということもありますよね。
そこで今回は、赤ちゃんにとって身体に負担になる可能性がある添加物についての紹介です。家の中にストックしている食べ物やお買い物中などふとした時に商品に必ず記載されている成分表示を見て、赤ちゃんにとって良くない成分ではないかもう一度確認してみましょう。
離乳食完了期に注意すべき添加物 (一覧)
とは言っても、読者の方の多くは育児に仕事に忙しい方が多いと思いますので今回取り上げている添加物5選の一覧表を先に紹介します。よく食べる食品については記事内の説明を把握しておくといいかと思います。
離乳食完了期に注意すべき添加物 (説明)
① ショートニング
ショートニング (shortening) は、主として食物油を原料とした、常温で半固形状(クリーム状)の食物油脂である。マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものと考えてよい。パンや焼き菓子の製造などにバターやラードの代用として利用される。
(Wikipediaより引用)
主として菓子パンやクッキー、ケーキなどをサクサクな食感にする為に使用されており、過剰摂取によるリスクとしては、動脈硬化、筋細胞の変異などによる健康被害が懸念されています。
ショートニングが危険とされる理由は製造工程で精製される”トランス脂肪酸”にあります。
② 臭素酸カリウム
臭素酸カリウム(しゅうそさんカリウム、potassium bromate)は、かつてはパン生地、魚肉練り製品などの改良材(食品添加物)として用いられたが、ラット腎臓における発癌性が指摘され、国によっては使用が禁止・制限されている。
(Wikipediaより引用)
主にパンの製造 過剰摂取のリスクとしては、発ガン性などが懸念されています。
そもそも何故こんな危険な添加物をパンに使用しているのかですが、パン生地の発酵工程で生地の状態を良化させるために酸化剤を使用します。この時に使用される酸化剤として臭素酸カリウムが使用されることがあります。かつては、ヤマ◯キパンに使用されていた食品添加物としてご存知の方が多かったようですが、2020年3月から一部商品で使用を再開したとのこと...(以下リンク)
③ 亜硝酸ナトリウム
亜硝酸ナトリウム(あしょうさんナトリウム、Sodium nitrite、NaNO2)はナトリウムの亜硝酸塩である。別名は亜硝酸ソーダ。食品では加工肉の発色剤・防腐剤として使われ、タンパク質がニトロソ化されたニトロソアミンを生成するため、加工肉は発がん性が明確であるというグループ1に指定されている。
(Wikipediaより引用)
主にハムやソーセージなどの加工肉に発色剤として使用されており、過剰摂取によるリスクは発ガン性などが懸念されています。
亜硝酸ナトリウム(発色剤)が使用される理由としては以下が挙げられます。
①色素の固定(加工時に加熱してもお肉の赤い色素が変色しないようにする。)
②肉の匂いの抑制(獣臭がしなくなる)
③細菌の増殖抑制(食中毒リスクが低減する)
また、発色剤が添加されている食品とそうでないものでは一般的に日持ちも変わってきます。
1日の摂取許容量に基づいて亜硝酸ナトリウムの添加量は法律で定められており、各食品メーカーもガイドラインに沿った商品を展開していますが、身体への発ガン性が確認されていることから小さな子供には与える量や回数に注意が必要な添加物であると言えます。
④ OPP(オルトフェニルフェノール), TBZ(チアベンダゾール), イマザリル
防黴剤(ぼうばいざい/ぼうかびざい)とは、カビの発生または増殖を防ぎ、あるいは除去するための薬剤。普通は工業用途、食品用途(食品添加物、ポストハーベスト農薬も含む)あるいは飼料添加物に用いるものを指す。工業用途では「ぼうばいざい」、食品用途では「防かび剤」「かび防止剤」などと呼ぶ場合が多いが、特に決まりはない。
(Wikipediaより引用)
主にオレンジ、レモンなどの柑橘類やバナナなどのフルーツの保存料として使用されており、過剰摂取のリスクとしては、遺伝子損傷性、染色体異常、発ガン性などが懸念されています。
日本では収穫後の防カビ剤の使用は認められていませんが、海外で収穫された果物は輸出中のカビの繁殖を防ぐ為に防カビ剤が使用されています。日本に輸入する際には食品添加物(保存料)として扱われる為、外国産のフルーツの購入時には注意が必要です。防カビ剤を使用しているフルーツを販売する場合、商品棚に防カビ剤を使用している旨を明記することが食品表示法により義務付けられていますので購入時にチェックしてみてください。
また、防カビ剤の残存量は食品衛生法によって定められており、残存した防カビ剤も水洗いによって30~70%程度除去できるというデータもありますので、購入後は冷蔵庫に入れる前に水洗いなどをすることによって少しでもリスクを減らしたいですね。
⑤ アスパルテーム
アスパルテーム(aspartame、アスパルテイム、略称 APM )とは、人工甘味料の1つである。天然に存在しない化合物であり、摂取すると消化管内で分解され、アミノ酸の他に、有毒なメタノールを遊離することが判明している。アメリカ合衆国食品医薬品局 (FDA) の審査では、調味料として普通に使う量は微量であるため、健常人であれば、急性毒性や慢性毒性の問題は起こらないと解釈されている。
(Wikipediaより引用)
主に低カロリーを謳ったジュースや飴・ガムなどのお菓子に人工甘味料として使用されており、過剰摂取のリスクとしては、脳腫瘍や白血病などが懸念されています。
人口甘味料が含まれている食品はとても多く、お菓子以外にも味◯素のパルスイートなどの調味料にも含まれています。厚生労働省が定めた摂取許容量の範囲では健康への悪影響はないと考えられていますが、アスパルテームには、上記のリスク以外にも、知能低下・認知症・アトピー・不眠症などの健康被害の可能性も指摘されており、摂取量については注意が必要な添加物であると言えます。